IFRSコンバージョンプロセス-プロジェクトマネジメントアプローチ

プロジェクトマネジメントアプローチは、全体スコープとIFRSの要求事項を詳細に検討し評価することができ、前述のビッグバンアプローチと比較して、よりリスクの少ない戦略であると言うことができます。IFRSコンバージョンプロジェクトには、以下のような特徴があります。

  • 大規模、あるいは複雑な事業体に向いているアプローチである。
  • 財務的な影響を十分に理解するために、IFRSの評価が必要である。
  • IFRSコンバージョンは、管理されたスケジュールで行われるが、プロジェクトが遅延した場合は、プロジェクトのコストがかかり、難しくなる傾向がある。

IFRSコンバージョンプロジェクトには、次のような事項が含まれます。

  • 財務報告、決算数値への影響度を分析する。
  • 予算、スケジュール、資源など通常のプロジェクト計画と同様に、プロジェクトマネジメント計画書を作成する。
    • 一連のアクティビティを決定し、実施戦略を作成する。
    • 資源の制約を明確にし、スタッフのトレーニング、新規採用、あるいはアウトソースなどのソリューションを明確にする。
    • 経営層や従業員など内部とのコミュニケーション戦略、また、ステークホルダーや資本市場など外部とのコミュニケーション戦略を策英する。
  • 情報システムを変更するために必要な情報を特定し、必要性を検討する。
  • 財務経理、情報システム、リスクマネジメント、人事など影響を受ける部門間の調整を行う。
  • 定期的に進捗を管理し、プロジェクトが予定通り、予算内で推移しているかどうかをモニターし、必要な成果物が作成されているかどうかをチェックする。

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