IFRSプロジェクトの成果物

決算財務報告資料は、一貫した方法でIFRSにコンバートされなければなりません。従って、プロジェクトの主要な文書化された成果物は、ハイレベル影響分析とIFRS決算書類です。

ハイレベル影響分析

現行の会計基準とIFRS基準との差異を明確にし、必要な開示条件を理解し、評価しなければなりません。この評価は、プロジェクトの最初にスコープを決定するときに実行されます。そして、その内容は、プロジェクトスコープ記述書の一部として文書化されます。

IFRS決算書類

ハイレベルな影響分析が終了すると、次は、決算資料のコンバージョンプロセスを詳細化しなければなりません。そのためには、まず、現在の会計基準、会計方針を理解することが必要です。

次に、IFRSで認められた会計手順の可能な選択肢を列挙し、採用する手順を決定します。その時、IFRS会計方針を決定すると同時に、現行の会計方針との差異を解消する方法を考慮し、評価することが重要です。

IFRS会計方針が決定されると、今度は、必要な会計転記方法やコンバージョンのための組み替え転記方法などの内容とステップを定義し、その素案を作成します。また、他の機能分野の影響、情報システム。子会社からの報告パッケージなど、IFRS関連分野との依存関係を明確にしなければなりません。そのようにすることで、課題が明確になります。

このプロセスを通して、課題が明確になり、解消されます。そして、IFRS決算書と共に、すべての必要な情報や開示条件が網羅し、IFRSに準拠していることを保証するチェックリストも作成されます。

次は、典型的なIFRS決算書へのコンバージョンプロセスです。

IFRS影響分析とスコープ定義の完了
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現行会計基準の理解
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IFRS会計方針の決定






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コンバージョン手順と依存関係の明確化
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IFRS決算の実行と開示情報の作成
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IFRSチェックリストの完了
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IFRS決算書の作成

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