XMLの応用範囲は広い

今回は、XMLを利用して、どのようなことがビジネスに生かせるのかを考えて行きます。
まず、XMLを利用したウェブページ。
XMLは、同じコンテンツをいろいろなビューで表示することができます。XML文書のデザインは、XSLスタイルシートでコントロールされていることは、前に説明しました。これを利用すると、コンテンツを修正することなく、文書全体のデザインを簡単に変更することができます。
ウェブサイトのデザインを訪問者が好みに合わせて自由に変更できるようになります。


XMLは、訪問者や顧客が、インタラクティブなパーソナライズされたウェブを経験する主要なものとなります。すべての人が、自分の好みに合わせてウェブをカスタマイズできるようになります。
コンテンツは、顧客の要求に応じてその場で作成できるようになります。例えば、コンテンツは、顧客のクリック履歴に基づき即座に作成できるようになるとか。
ウェブブラウザーは、アプリケーションプラットフォームになります。ユーザは、どのようなデバイスからでもインターネットに接続でき、自分の好みに応じた環境やプログラムを取り出すことができるようになります。また、自分のデータも取り出して作業することができるようになります。
次に、企業が提供する商品、サービス資料をXMLで作成すると…
「ダウンロードした資料は、XMLフォーマットですので、デザインは、あなたの好きなように変えてください。」という注意書きが添えられる時がくるかもしれません。
XMLフォーマットで作成された資料は、ブラウザでも、PDFでも、どのようなデバイスでも開くことができます。
まだ、標準的なものがありません。あなたが最初に作成して、名前をつければそれが標準になります。
XMLを利用した検索エンジンになると…
XMLで、ウェブ検索をより速く行うことができるようになります。 なぜなら、現在の検索エンジンは、キーワードに対して検索を行なっており、言葉の意味で検索をしているわけではないからです。
XMLは、ユーザがプロゴルファーのTiger Woodsを検索しているのか、それとも森の中にいる虎(tiger in the woods)を検索しているのかを判断できる、非常に重要な要素となります。
XMLを利用することで、キーワードを検索するにしても、その意味から判断して検索できるようになります。正確に検索結果を得ることができ、その結果、より速く検索できることになります。
XMLは、階層化されたデータも表現できます。XMLスキームを使って自動車を説明することもできます。例えば、自動車には1つ以上のドアがあり、その1つのドアは、いくつかのサブコンポーネントに分かれているというように。また、XMLはリレーショナルデータベースを表現することもできます。しかし、それには、関係するテーブルを移動可能な1つのものにアーカイブする必要がありますが。
XMLを利用した検索では、ページのテキスト全体を検索するのではなく、検索エンジンは、XMLタグを認識し、項目を見てページのどの部分を検索すれば良いか判断します。従って、検索結果はより正確になり、関係ないページを表示することもなく、正確なリストを提供することができます。
例えば、「Albert Einstein」に関するウェブを検索しているとしましょう。検索エンジンは、アインシュタインが関係した大学をリストアップします。次に、アインシュタインに関連した内容の大学での講義をリストアップします。また、ドイツ哲学、ユダヤの歴史、彼の自伝などもリストアップします。
これだけでも興味深いことですが、あなたは、アインシュタインが書いた書籍だけを検索したいと思っています。そのような時は、アインシュタインと著者という言葉の組み合わせで、関係ないページを排除することができます。
これは、検索エンジンだけにとどまりません。企業のウェブサイト、イントラネットで提供している従業員向け各種情報を検索する場合に、応用できます。
皆さんも、検索したいものがなかなか見つからない経験を持っていると思います。
XMLは、まったく新しい検索アルゴリズムを提供することになります。
以上のような例は、ほんの1部にしか過ぎません。皆さんも、XMLの応用例を色々と考え、お客様への提案に盛り込んでいきましょう。

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