データ復旧プロセスの評価

多くの人が既に知っているように、ハードディスクは、普通に使用していても故障します。その故障がいつ起こるかわかりません。ハードディスクが通常の消耗によって故障するには、数年かかります。どのような場合においても、ハードディスクが故障した場合にとりえる手段と、するべきことを十分に把握しておくことが重要です。
データ復旧は、削除されたり消失したデータを復元するために、最も有効な手段です。ハードディスクのデータ復旧は、どのような理由であれ、失われたデータを復元してくれます。ウイルスに感染したり、クラッシュした場合でも、データ復旧プロセスを通して、ハードディスクのプラッタや構造を修復し、ファイルを復元してくれます。経験豊かな技術者であれば、ほんの数日で、すべてのファイルを復元することも可能です。


ハードディスクを修復する前に、ハードディスクは、分析され、評価されなければなりません。この分析評価プロセスで、専門技術者は、ハードディスク全体を把握し、故障の原因や、データを復元するために必要な手段を決定します。このプロセスは、非常に密度の濃いプロセスであり、技術者が一連のステップを実行することで行われます。
まず最初に、専門技術者は、問題が論理的、物理的、あるいはその両方かを特定します。物理的障害は、ハードウェアの故障によってひき起きされ、また、論理的障害は、ソフトウェアに問題がある場合が多いです。問題とその原因が特定できれば、専門技術者は、次に、データ復元プロセスを計画し、情報を復旧させるために必要な作業を特定します。
専門技術者がハードディスクにアクセスできる場合は、ハードディスクのイメージを作成し、プロセスを続行します。次にデータ構造を特定し、どの程度の容量のデータが保存されていたかを把握します。このステップが、分析評価プロセスの中で最も時間がかかるステップです。なぜならば、このステップで、専門技術者は、ハードディスクのすべてのセクターに順次アクセスし、そのデータが復元可能かどうか判断するからです。
分析評価プロセスが終了すれば、その結果はあなたに報告されます。専門技術者は、あなたの質問に答え、取り得る手段を説明してくれます。この時、データ復旧にかかる期間と費用についても協議することになります。また、ハードディスク障害の原因が何で、復元可能なデータ容量も教えてくれます。また復元するファイルを絞り込むことで、費用は変化します。本当にレアな場合ですが、全くファイルを復元できない場合もあります。どのような場合でも、最終的にあなたがどのような形でファイルを復元するか、その方法を決定するまで、専門技術者は、辛抱強く待っていてくれます。
私の場合は、すべてのデータを復元した場合、50GB程度で百万円弱の見積が提示されました…そこで、絶対に必要なファイルだけに絞込み再見積。ところが、データ構造の問題で、不必要なファイルを復元しないと、必要なファイルも復元できない場合もあり、相当悩みました。逆に、このファイルを復元すると、他の不必要なファイルが復元されてしまうという場合もありました。それでも、何度か、復元ファイルを提示し、何度も費用を見積もってもらい、数十万円というところで、復元ファイルを決定しました。しかし、この時、捨てたファイルも多数ありました。
一般的には、データ復元は数日の内に終了します。評価プロセスはもっとかかるかもしれません。分析に必要な機材が使用できる状態かどうかによっても左右されます。しかし、通常は数日です。しかし、ハードディスクが物理的障害を起こし、部品を交換して、ハードディスク自体を修復する場合は、数週間かかる場合もあります。
私の場合は、物理障害を起こしたハードディスクは廃棄処分です。新しいハードディスクを購入した方が、修復費用よりも安かったからです。

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