災害復帰計画(リカバリープラン)の重要性

自然から自動車事故まで、災害は今日、世界で一般的です。コンピュータ産業でも、同様です。災害は、オフィス火災、コンピュータ障害、ハードディスク故障、IT文書の喪失、ハードウェア盗難といろいろな形で起こります。災害は非常にストレスを感じることがありえますが、それに対応するアクションを計画するすることが重要です。
たとえ災害がいつでも起こり得ますが、災害復帰計画を考慮しているビジネスオーナーはほとんどいません。災害から生じる結果がどのようになるかを考えず、通常の業務を実行しているからです。実際に災害が発生してしまった時、問題を修復する方法が分からず、単におろおろするだけです。


もし災害やハードディスク障害への対応方法が準備できているなら、どのようなことが起こってもそれに対応できるでしょう。
災害に対応する計画作成の最初のステップは、ビジネスや業務を分析することです。システムのダウンがどの程度の頻度で起こるか、コンピュータがなくてもどの程度まで業務を管理できるかを見極めなければなりません。そして、障害機材をどの程度の時間で修復できるか、コンピュータがなくてもどの程度業務を遂行できるかというようなことも分析しなければなりません。
次のステップは、災害が起こりうる可能性(リスク)がどの程度あるのかを分析することです。災害には、コンピュータ障害、停電、ハードウェア障害などが挙げられます。計画には、必ず、解決策と共に、その障害の原因まで盛り込む必要があります。例えば、災害である期間オフィスが使用できなくなる可能性があるなら、他のロケーションで、ビジネスを継続できるように対応策を考えておくことが重要です。
災害が発生した時は、必ず専任チームを結成して、問題の修復に臨まなければなりません。専任チームは災害復帰計画の遂行に責任を持ち、対応策がすべて順調に遂行されていることを監視しなければなりません。従って、災害が発生した場合の対応策を発生してから決めるのではなく、想定される問題に対する対応策を予め決定しておかなければなりません。これが災害復帰計画と呼ばれるものです。
定期的にITシステムのバックアップを作製し、そのバックアップ自体のテストを行わなければなりません。そして、バックアップは安全な場所にあることを確認し、災害から逃れられることを保証しなければなりません。そして、災害復帰専任チームと協議し、災害復帰計画の中で、バックアップの所在を明確に記述しておかなければなりません。
災害復帰計画の中で最も重要な事項の1つとして、使用しているすべてのIT機材の数量、所在をはっきりさせておくことがあります。またその情報は、常に最新の情報にアップデートしなければなりません。この情報を元に、災害時には、所有している機材を把握し、必要であれば機材の交換を迅速に決定しなければなりません。
PC上で災害復帰計画を作成するのは簡単ですが、重要なことは、それを印刷して紙媒体で持っておくことです。災害時には、PCが役に立たなくなる場合があるからです。紙媒体で災害復帰計画を持っていない場合は、計画自体にアクセスすることが困難になることは十分想定できます。また、機材の供給業者や電話番号の記録を持ち、災害時に迅速にアクセスできるようにしておくことも重要です。
日頃から、起こりうる災害を想定し、それに対応する手段を予め考えておくことで、災害時にパニックに陥らずに済みます。そして、災害を理由にビジネス活動自体を止める必要がなくなるのです。

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