SAP R/3の翻訳思い出

先週のメルマガに関し、読者の方から、マスターとマスタが混在しているとの指摘がありました。内容的にはメルマガの内容とは関係ないのですがと前置きされながら。
鋭い指摘だと思いながら、SAP R/3の翻訳もコンサルタントが行っていた初期のころを思い出してしまいました。単語の最後のーを省略するのは、翻訳の試行錯誤の結果なのです。


本論とは、関係ありませんが、紹介しておきます。SAP R/3の多言語対応の仕組みを知るよい機会です。R/3では、単語のテキストとして、ショートテキスト(10バイト)とロングテキストがあります。画面に表示されるのは、主にショートテキストです。ログイン時に言語キーを指定して、その言語キーから翻訳されたショートテキストを画面に表示している構造になっています。
私が担当していた管理会計でもコストセンターを原価センタ、プロフィットセンターを利益センタという翻訳にしました。(名づけたのは私でした。)
10バイトという制限の元、コストセンター、コストセンタはだめ。仕方なく原価センタとしたり、利益センタとした経緯があります。品目マスターもだめで、品目マスタとしました。
それなら、カタカナは半角でと考えましたが、Unixではだめ。ということで、全角で最後の長音は、ーを省略するという規則を作ったのでした。
当時のプロジェクトでは、翻訳がおかしいことがよくあり、英語でログインして内容を確かめたことがよくありました。
それでもわからないのでドイツ語でログインして確かめたことがありました。ドイツ語のdaten(意味はデータ)が英語でdateに変わっていて、日本語で日付となっていた、笑うに、笑えないものも思い出してしまいました。
今は、このようなことがないことを祈りますが…

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