PMBOK第4版変更ポイント

2008年12月31日にPMBOK第4版が公開されました。第4版のドラフトが2008年1月に公開され、ドラフトに対する意見を反映しての変更です。現在のところ、英語版しか全内容が網羅されていません。各国語版は、2009年3月31日に公開される予定です。日本語版は、第1部のフレームワークと用語集が翻訳されています。

これにより、PMP試験は、2009年6月31日まではPMBOK第3版をベースに行われ、それ以降はPMBOK第4版をベースに行われます。

では、今回の全体的な変更点を英語版をベースに紹介します。

  • プロセス名が動詞に変更になった。ただし日本語版は、名詞に統一されている。例えば、5.2スコープ定義は、Scope DefinitionからDefine Scopeへ。
  • 組織体の環境要因と組織のプロセス資産が標準フレームワークに組み込まれた。
  • 変更要求、是正処置、予防処置、欠陥修正がすべて変更要求に統一された。
  • 各知識エリアのプロセス図が削除され、データフロー図が新たに追加された。
  • プロジェクトマネジメント計画書とマネジメントに使用されるプロジェクト文書に区分された。
  • プロジェクト憲章とプロジェクトスコープ記述書の重複した内容を整理し、相違点を明確にした。
  • 人間関係スキルが新たに付録として追加された。
  • プロセスが44個から42個へ削減された。内訳は、2個削除、2個追加、調達マネジメントで6個から4個へ再構成。

これらの相違点を頭に入れていれば、試験対策は、第3版でも第4版でも大きな違いはありません。むしろ、第4版の方が、わかりやすいのではないかと思います。どのようなプロセスが変更になったかは、次回説明します。

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