メンバーの組み合わせに心理学を応用すると…

プロジェクトコミュニケーションについて、考えたことがありますか?
当然、あるぞ!と答えが返ってきますよね!
PMBOKでは、コミュニケーション計画を立て、それに基づいた情報配布を行い、実績報告をして、ステークホルダーマネジメントをするというプロセスで説明されています。
しかし、最近、もっと違うことがあるのではないかと思い始めています。


「己を知り、敵を知れば、百戦危うからず」という言葉がありますが、まさに、これです。
PMBOKでは、プロジェクトに関わるコミュニケーションのあり方をまとめていますが、もっと基本になるのは、この言葉ではないかと思います。
最近心理学をビジネスに取り入れたNLPなどが脚光を浴びてきますが、このセミナーに参加したいと考えていました。しかし、なかなか機会に恵まれず、参加できませんでした。
ある時、サイグラムというものを紹介されました。これは、心理学を応用した行動分析というようなものです。さっそく、基礎講座と活用講座に参加しました。
詳細は公表できないのですが、意思決定の軸と環境要因の軸を用いて12分類し、自分と相手の関係を分析することで、どのようなコミュニケーションを取れば、うまく行くかというようなことを分析するものです。
これを受けて、いろいろと見えないことが分かってきました。
例えば、あるプロジェクトで、どうして、あのメンバーは、一人で多くの問題を抱え込んで、それがボトルネックになるまで気付かなかったのか?
とか、どうして彼らは、いがみ合うほど意見が対立したのか?
それは、あるサービス業でのERP導入プロジェクトで起こりました。このプロジェクトでは、要求事項が非常に多く、かつ、R/3で対応できないものばかりでした。
あるチームの生産性が悪く、アウトプットが滞るようになって来ました。見かねて詳細を聞くと、リーダーが仕事を任せられるメンバーがいないと感じ、自分ですべてを行なおうとしていたのでした。
これでは、プロジェクトではありません。1人で仕事をするのと同じです。リーダーがメンバーとの信頼関係を築けなかったことが原因です。
抱えている問題を整理すると数十項目あり、とても1人では片付けられません。その時は、問題をメンバーに強制的に割り振り、負担を軽くしました。しかし、なぜこのような問題が起きたのかということについては、追求しませんでした。
しかし、今考えてみると、彼の性格から、理解できることがたくさんあります。またそのチームの他メンバーの性格も合わせて考えると、必然的にコミュニケーション不足になったことが理解できます。
あのチームには、スキルの問題を横に置くと、ある資質を持ったメンバーを配置しておけばコミュニケーションが円滑になったのではと考えられるようになりました。
詳細を書きたいのですが、だめということなので、非常に歯切れの悪い説明になってしまいました。
しかし、心理学をビジネスに応用することは、非常に有益だと思っています。特に、プロジェクトマネジメントでは、このようなことは、一度も考えたことがありませんでした。
サイグラムを応用してプロジェクトメンバーの配置を決めれば、どのようになるか試してみたいと、衝動に駆られます。
最も、サイグラムの一番の効用は、今まで謎(?)であった、奥さんの行動が理解できるようになったことです…

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