情報化調達は、公正に!

2月から今まで、ずっと情報化企画の課題を取り上げてきました。業務分析、将来のITのあるべき姿、導入戦略を考えてきましたが、ここまでは、まだ計画フェーズの段階であると言えます。
最初は、まず、ビジネス上のToBeを設定して、経営戦略企画書を作成する。次に、システム上のToBeを設定して、情報化企画書を作成する。ここまでが、終了した事になります。
現在、作成しているテンプレートのプロジェクト立ち上げフェーズでは、プロジェクト企画書、フィージビリティスタディ報告書、職務記述書、プロジェクトチャーター(憲章)を取り上げています。
それらは、すぐ使用できるように考慮していますので、興味のある方は、ぜひ、参考にしていただきたいと思います。完成しだい、公開します。


今回から、いよいよ、情報化資源調達に入るわけですが、まだ、開発プロジェクトを開始する事はできません。具体的に、ビジネス上のToBeとシステム上のToBeを達成するためのソリューションを決定しなければなりません。
実際には、いろいろな代替案を作成し、フィージビリティスタディを実施して、採用案を決定して行くと思いますが、これからは、外部からの調達に関する課題を取り上げて行きたいと思います。
この情報化資源調達とは、提案依頼書を作成し、ソリューションを決定し、外部ベンダーからの納入先を決定後、契約を締結するというプロセスです。
今回からは、まず、提案依頼書を作成する過程での課題を取り上げます。
前振りが長くなってしまいましたが、読者の皆さんの中には、この提案依頼書を書いた経験のある方もいると思います。書いた事のある方は、どのような内容を書きましたか?
提案依頼書の雛形は、ITコーディネータ協会に掲載されています。
ITコーディネータ協会のサイトへ行き、左のメニューから、お役立ち情報 – 各種ノウハウ・資料を選択してください。
内容に決まった形式はありませんが、少なくとも、以下のものは、記述する必要があります。
・ビジネス上の課題、戦略
・ITで実現したいこと
・その実現方法
・ベンダーへの要請事項
・契約形態
・選定までのプロセス
私も、何度もRFPを貰った経験がありますが、その内容は、千差万別です。非常に詳しいものから、わずか、パワーポイント3ページのものまで。説明会を開催してくれるものから、ただ単に、メールで送りつけてくるものまで。いやぁ、いろいろありました。
受け取ったRFPには、ビジネス上の課題を書いていないものがほとんどでした。ITで実現したい事は、書かれてあるのですが、なぜしたいのかを受け取った側で推測しなければなりません。
実現したい事は、ビジネスの課題を解決することでしょうから、それを明記していれば、ベンダーが異なるソリューションを提案してくるかもしれません。自分たちだけではなく、ベンダーのソリューションを含めて、新しい方法が見えてくるかもしれません。

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