ハーバードで学ぶマネジメント・コミュニケーション


本書は、マネジャーに求められるコミュニケーション・スキルを、日常のコミュニケーションとハッキリ区別するところから議論をスタートさせています。
マネジメント・コミュニケーションが他と違う最も大きな点は「人を動かす」というテーマ性にあります。メッセージとは「あなたが話したいことを長々と話す」ことではなく、相手のメリットや価値観に確実に働きかけ、相手がゴールに向かって動いてくれるようにすることです。
そのためにはメッセージの発信者は、実行可能な目標の設定、相手の分析、メッセージ構造の十分な吟味といった一連の計画が必要となります。とくにグローバルな環境で、文化の壁を越えてコミュニケーションを取ろうとするとき、その大切さが明確になります。
本書はそのような戦略的コミュニケーションについて体系的に書かれた、初めての書籍です。コミュニケーションに必要とされる要素がわかりやすく分類・解説されているので、「マネジメント・コミュニケーション」というタイトルですが、どのような職責の人にも役立つ本だと思います。

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