ITにお金を使うのは、もうおやめなさい


ハーバード・ビジネス・レビューに掲載された論文「IT Doesn’t Matter」を書籍化したものです。論文発表当時、IT関係者から袋叩きにあったものですが、内容は、至極、まっとうなもの。
「IT」の定義を明確化して、あくまで技術そのものについての議論であって、そこに乗ってくる情報やそれを活用する人間の才能は含めないという前提で、過去の産業革命と比較しながら、ITはすでにガス水道電気と同じインフラである、ITを利用するだけでビジネスで優位に立てる時代は20年以上前に終わりを告げていると説明しています。
乱暴な言い方をすると、ハードウェア、ソフトウェアはともにコモディティと化し、ITはコピーすることが容易なユーティリティーとなる。結果としてITが競争優位をもたらすことはなく、たとえもたらしたとしても、それはほんの一瞬の話である。戦略上重要ではないインフラについては、コスト管理とリスク管理が重要になる。企業はITを「戦略的資産」ではなく「コモディティ」として捉えるのが正しいのである、ということです。
要するに、ITが競争優位を生み出すのではないということ。

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