事例:社内資格獲得のために研修を活用

これは、社内資格を獲得するために実施したPMP受験対策講座を活用した事例です。

システム開発業のN社では、人材のスキル向上のための資格制度を運用しています。その中で最高位にあるプロジェクトマネジャーの社内資格を受験するためには、PMP資格の保持が条件となっています。2011年度は、社内資格であるプロジェクトマネジャーの候補者が30名程度いましたが、ほとんどの人がPMP資格を保持していませんでした。そこで、会社として、PMP受験対策研修を実施することになりました。

PMPを受験するには35時間の研修を受けなければなりません。弊社プログラムでは通常21時間の知識研修、14時間の演習となっていますが、会社の要望として、演習に力を入れ、問題を多く解かせたいと言う要望があり、知識教育14時間、演習21時間のカリキュラムに変更しました。

知識教育、演習と進み、研修最終日は、午後いっぱいを使って、受講生全員に、PMP受験までのプロジェクトマネジメント計画書を作成してもらいました。作成の条件は、各自の実務で実施しているプロジェクトの状況を考え、これなら合格できると思える現実的な計画を作ることでした。ほとんどの受講生が4ヶ月程度の準備期間で受験する計画でしたが、中には、6ヶ月程度の準備期間を計画する人もいました。

受講生が計画を作成するだけでは、受験プロジェクトは成功確率が低くなると考え、人事部の方と相談し、受講生の上司にも出席してもらい、すべての受講生が計画書を発表し、決意表明をしてもらうようにしました。そして、上司も納得した計画書を後日人事部に提出してもらうことにしました。

さらに、研修プログラムのアフターケアーとして、受験までの期間、社内に受講生用の掲示板を作成し、その中で、質問などを書き込んでもらい、それに回答するということを実施しました。最初のうちは、質問に対し講師が回答するようにしていましたが、そのうち、受講生同士で回答するようになり、受講生同士で切磋琢磨するようになりました。また、その掲示板は、PMP保持者も見て、質問に回答してくれるように大きな広がりを見せました。

このような研修と研修後の環境を作ることで、受講生は作成した計画書通りに受験し、ほとんどの人が合格することができました。


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