今回の変更点は、第3版への変更のような大きな変更はありません。プロセスレベルの変更は、以下の通りです。プロセス内のインプット、ツールと技法、アウトプットに関しては、細かな変更がありますが、ここでは主要な変更だけをリストアップしておきます。ただし、それらの日本語はまだ公開されていないので、英語版を見て、勝手に翻訳しています。
統合マネジメント: プロセス数が7個から6個に削減されています。
- プロジェクト憲章作成の中で、がツールと技法から削除されました。
- が削除されました。
- が、プロジェクトやフェーズの終結に変更されました。
スコープマネジメント: プロセス数が1個削除され、1個追加されています。
- が、要求事項定義に変更されました。アウトプットとして、要求事項文書(Requirements documentation)と要求事項マネジメント計画書(Requirements management plan)です。
タイムマネジメント: 大きな変更点はありません。
- はほとんど使用されていないため、記述が削除されています。
コストマネジメント: 大きな変更点はありません。
- EVMの使用方法などの記述が洗練され、公式が追加されています。
品質マネジメント: 大きな変更点はありません。
人的資源マネジメント: プロセス群の移動があります。
- が、から実行プロセス群へと移動されています。
コミュニケーションマネジメント: プロセスが1個追加されています。
- ステークホルダー特定(立ち上げプロセス群)が追加されました。、ステークホルダー登録簿(Stakeholder register)がアウトプットで、要求事項定義のインプットとなります。
- が、ステークホルダーの期待のマネジメントに変更され、から実行プロセス群へと移動されています。
リスクマネジメント: 大きな変更点はありません。
調達マネジメント: プロセスが集約されています。
- とが、調達計画(計画プロセス群)に集約されています。
- とが、調達実行(実行プロセス群)に集約されています。
- が、調達管理に変更されています。
- が、調達終結に変更されています。
このように、今回の変更は、マイナーチェンジ的なものばかりで、違和感はありません。第3版で、プロジェクトスコープ記述書暫定版作成は、中途半端なプロセスだと思っていました。また、ステークホルダー特定のプロセスが無いのがおかしいとも思っていました。さらに、調達マネジメントは、プロセスを細分化しすぎているとも感じていました。これらは、拙作共著Project+ COMPLETEテキストでは、すでに取り入れています。
第4版では、これらが、洗練されて、より現実のプロジェクトに近いものになったと、感じています。
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