データ移行ができなければカットオーバーできない

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いよいよ、大詰めを迎え、プロジェクトのカットオーバーとなりました。
カットオーバーするためには、当然、最後の大きな作業を行わなければなりません。

そうです。データ移行です。

データ移行には、大きく分けてマスタデータとトランザクションデータの2種類あります。

マスタデータは、事前にある程度移行しておき、その時点からの差分を移行する方法が一般的です。

トランザクションデータは、一気に持ってこなければなりません。また、月次残高だけで良いのか、日々の明細データが必要なのか、それぞれ、移行方針を決め、それに従わなければなりません。

また、最低2度程度は、移行リハーサルを行い、問題点をつぶしておくことも必要になります。

データ移行に失敗すると、当然カットオーバーできなくなります。

最後の難関です。

ここでも、いろいろと起こることを想定して、チェックポイントを作り、データを戻して再度行なうポイント、データ移行を中止するポイントを決めておかなければなりません。

決算期に合わせてカットオーバーする場合は、期末データと未決済データだけで良いのですが、期の途中でカットオーバーする場合は、それまでの月次データを順番どおり移行しなければなりません。

ある外資系企業で、ERPを導入したら、売上が倍増したと騒いだことがありました。原因を探ると、何とある月のデータを2度移行してしまったのです。

笑うに笑えない事態です。

会計だけの場合は、伝票を削除するか、反対仕訳を入力すれば良いのですが、ロジスティックスのデータはそうは行きません。

結局、カットオーバーを延期し、すべてのデータ移行をやり直すことになりました。

このような単純ミスは想定外だったのですが、起こらないとも限りません。


あるAV機器メーカのERPプロジェクトでは、スケジュールの遅延により、モジュールごとの段階的カットオーバーとなりました。しかも期中で。

それも、難題を抱えて。ロジスティックスの方が先にカットオーバーする事態となったのです。何が難題かと言うと、ロジスティックスデータを投入すると会計伝票が発生してしまいます。これをどう扱うか...等々。

事前にいろいろとオプションを検討し、最終的に2通りの対処方法に絞りました。さらに、2つの方法を実際に行い、その問題点を検討しました。

そして最終的に決定したわけですが、このプロジェクトでは、データ移行を本体のプロジェクトから切り離し、ミニプロジェクトとして扱い、4ヶ月の期間を要して、データ移行に臨みました。


データ移行は、単純な作業ではありません。

カットオーバー近くになって考えれば良いものでもありません。

要件定義フェーズから移行方針などを決定し、移行用プログラム開発、テストとつなげていかなければなりません。

最終成果物ができても、データ移行ができなければそのプロジェクトは、カットオーバーできないのです。

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こんばんはぁ!記事が参考になります!! 今後ぜひぜひ交流させて頂きたい、と思い、トラックバックさせて頂きました。 当ブログでは、稼ぐ手法をわかりやすく... 続きを読む

昨日はコメントありがとうございます!! えだけんです。 今日も関連記事をUPしましたので、来て頂けると嬉しいです! 続きを読む

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