2007年2月アーカイブ

2月15日にやっと、実施基準が確定しました。
金融庁のホームページに、財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準並びに財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準の設定について(意見書)として公表されています。


ざっと見たところですが、前回の八田先生の発言内容のように補足された部分があります。

75ページ目に

図や表の例としては、参考2(業務の流れ図(例)、業務記述書(例))が挙げられる。ただし、これは、必要に応じて作成するとした場合の参考例として掲載したものであり、また、企業において別途、作成しているものがあれば、それを利用し、必要に応じそれに補足を行っていくことで足り、必ずしもこの様式による必要はないことに留意する。

と明記してあります。

2週間ほど、更新が滞ってしまいました。

別にサボっていたわけではなく、実施基準が確定するのを待っていたのです。
八田先生が確定するのは中旬ごろと言っていましたが、本当に、15日まで待たされました。

これからが本番です。1年で乗り切るためには、経営者の方のコミットと、効率的な作業、全社を挙げた体制が必要になります。

先日も、今からプロジェクトを起こそうとしている企業の方と面談しましたが、現在選定しているメンバーが全員現業との兼任。
これでは、最初からプロジェクトが迷走するリスクを負っています。

初年度以降の運用も考え、プロジェクトメンバーは、専任としましょう。これ、必須です。

ようやく実施基準が承認され、内部統制構築も、これからが本番。
内部統制「ブーム」もさらに盛り上がることになるでしょう。

周りの情報に踊らされることなく、自社の状況をしっかりと把握して、何が必要かをじっくり考えることが先決です。
将来の運用体制も考え、ここは、じっくり、計画を立てなければなりません。

1月31日の金融庁内部統制部会で公開草案が正式に承認されました。
実施基準として公開されるには、大臣の承認が必要なため、もう少しかかる模様です。
内容的には、公開草案がそのままの形で実施基準として出されるようです。

2月1日に開かれた、IT Compliance Summit 2007 Winterに参加し、承認直後の八田先生の講演を聴いてきました。
内部統制がらみのセミナーには参加者がかなり集まる状況は変わりありません。何か異様な感じがしました。

八田先生の講演は、「日本型内部統制の形-実施基準ができるまで」と題し、これまでの経緯と、考え方を中心にしたものでした。
先生もやっと肩の荷が降りたといったところでしょうか。


今回は、八田先生の講演内容を中心にします。

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