2006年11月アーカイブ

11月21日についに正式な実施基準の公開草案が出ました。

企業会計審議会内部統制部会の公開草案の公表について

公開草案に対する意見を12月20日まで求め、その後正式実施基準とされます。

今回は、公開草案に沿って、会社レベル統制の評価手順を見てみたいと思います。

会社レベル統制の評価は、以下の手順で行います。
1.評価対象会社の選定
2.回答依頼対象者の選定
3.質問表の作成
4.調査ツールの選定
5.評価基準の確定
6.分析方法の確定
7.調査実施
8.回答回収、集計、分析
9.評価実施
10.改善項目抽出
11.改善実施

効率的に調査を行うキーとなることは、調査ツールにどのようなものを使用するかです。

公開草案が出たことで、11月に入り、私のブログへのアクセスが急増しています。検索キーワードで判断すると、ビジターの70%が内部統制がらみのキーワードです。

これから手を付ける企業が多いことを暗示しているのではないでしょうか。しかし、コンサルタントを雇うことができるのでしょうか。もう既に、内部統制関係のコンサルタントは枯渇しています。

コンサルタントと言っても、プロジェクトを回す観点からのコンサルタントは少ないので、外部に頼らず、自分たちだけでプロジェクトを行わざるを得ません。また、リスクを洗い出しできるコンサルタントは、もっと少ないのが現状です。

法対応だから、やらないと言うわけには行きません。しかも手戻りを発生させないようにするには何が必要か予めプロジェクトを俯瞰して計画を立てることがキーとなります。

ここ数年は、内部統制関係のコンサルティングを中心にして行こうと考えていますが、いつまで続くのでしょうか。Y2K対応の時のように2008年を過ぎると内部統制が忘れ去られてしまうようになるのでしょうか。どうなるのでしょうかねぇ。

実務基準の公開草案が案レベルですが出ました。
この案レベルからそう大きく変更はないと思っています。
ですから、これに沿って、どのようにプロジェクトを進めていくかを考えてみたいと思います。

プロジェクトは、以下のように進めます。


  1. 方針の決定

  2. スコープの決定

  3. 会社(全社)レベル統制の評価

  4. 会社(全社)レベル統制の評価結果による業務統制のスコープの決定

  5. 文書化

  6. 内部統制整備状況の評価(ウォークスルー)

  7. 内部統制運用状況の評価(統制運用テスト)

  8. 改善実施

  9. 初年度準備


まず、方針ですが、これまでに何度も書いてきましたが、今回の内部統制整備を日本版SOX法対応にとどめるのか、業務改革まで視野に入れて行うのかなど、将来のビジョン、プロジェクトの目的などを明確にします。

面白いグッズを発見しました。

その名も、「お化け探知機能」付きケータイストラップ!

これ、欲しい気がします。何よりも、そのレビューレポートが面白い。

「お化け探知機能」付きケータイストラップ登場

お化け探知携帯ストラップを、ビビりながらレビューする

心霊現象とITの関係

いよいよ、日本版SOX法の実施基準が公開さる時期になりました。11月6日に金融庁企業会計審議会で原案が審議にかけられました。早ければ、11月20日に修正を加えた公開草案が公開され、来年1月に実施基準が固まるものと思われます。

11月8日より、草案の案が金融庁のホームページで公開されています。

公開されている資料は、以下のとおりです。

(資料1-1)内部統制の基本的枠組み(案)
(資料1-2)財務報告に係る内部統制の評価及び報告(案)
(資料1-3)財務報告に係る内部統制の監査(案)
(資料2) 参考資料

現時点では内容が変更になる可能性もありますが、おおむね、以下のような内容になっています。

今回の内容で、内部統制整備の手順が定められました。
(1)全社的な内部統制の評価
(2)決算・財務報告に関わる業務プロセスの評価
(3)決算・財務報告以外の業務プロセスの評価


まず、全社レベル統制を評価しろということ。対象範囲は、全拠点が対象となり、持分法適用会社も含まれます。評価自体は、「特に有効」「良好」「有効でない」の基準による判断ということです。

バリアセグメント

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現在プロジェクトで忙しい中、立て続けに、松岡圭祐の最新作を読みふけっています。バリアセグメントと霊柩車N0.4です。バリアセグメントは、ゲーム業界を題材として、千里眼とは一味違った内容となっています。

シティーエクスパンダー4というゲームをした全国の小学生の間に黒いコートの男の幻覚を見て、自殺、怪我が広まっていきます。この原因を探りながら、企業の危機を救っていくと言う内容です。若い社長のリーダーシップの下、自ら原因究明を行うものです。

この内容は、企業のクライシスマネジメントとして読んでも面白いのではないでしょうか。

霊柩車N0.4は、実際にある霊柩車ドライバーのブログを小説化したものです。現在読んでいる途中なので、全容はまだ分かりませんが、千里眼、催眠、マジシャンシリーズに次ぐヒーロー、ヒロインの登場ではないかと期待しています。

前回統制運用テストでの母集団の特定方法が非常に厄介だと言うお話をしました。
これに絡んで、さらに厄介なことを検証しなければなりません。


それは...


勘定カバレッジが当初の計画通りになっているかどうかを検証することです。


プロジェクトを始める時に、連結ベースで重要勘定を認定し、その勘定の仕訳をともなう業務プロセスを文書化してきました。
今度の勘定カバレッジの検証は、単体ベースで、文書化の対象としたプロセスのカバレッジです。

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